コピーライティング コピーライティング(効果編)

禁止されるとやりたくなる心理を突いた「カリギュラ効果」

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子どもの頃、親から
「これには、触っちゃダメだからね!」とか、
「とっとと、宿題を済ませなさい!」とか言われたことで、
逆にやる気がなくなったり、ついつい反発したくなった経験はありませか?

 

また、

 

「鶴の恩返し」という童話を覚えていますか?
おじいさんが、娘に「決して覗かないでください」と言われても、
出来心でついつい、娘が着物を織っている姿を覗いてしまいました。

 

このように、
禁止されると、ついその行為をやってみたくなる心理現象を、
カリギュラ効果と呼びます。

 

カリギュラ効果をコピーライティングに応用すれば、
文章で、その先を読まずにはいられない衝動に駆られ、
興味を引くことができます。

 

マーケティングでは、禁止を告げた後で、
その理由を付けて価値を与えれば、
顧客と信頼関係を築くことができるようにもなります。

 

今回は、このカリギュラ効果をコピーライティングにどのようにすれば、
活かすことができるかを見て行こうと思います。

 

カリギュラとは

「カリギュラ」という言葉とは、
1980年に公開された映画「カリギュラ」に由来します。

 

暴力シーンやポルノといった内容が、
あまりにも生々しいという理由で、
一部の地域で公開が禁止になりました。

 

そこで民衆は、この映画「カリギュラ」見たさに、
他の州まで行って観るようになったことから、
カリギュラ効果と名付けられたのです。

 

でも、口コミで実態が広まると、解禁され、
瞬く間に観客も激減したそうです。

 

カリギュラ効果をタイトルに活かす

ブログやサイト、メルマガ、さらにセールスレターでも
タイトルの付け方が非常に重要です。

 

カリギュラ効果をタイトルに活かすに当たって、
どのようにすれば、魅力のあるタイトルになるか、

 

例を挙げてみると、

・絶対に人に教えないで下さい

・決してマネしないでください

・これを見ると、今の生活には戻れなくなります

・まだ、これを手にすべきではありません

・すでにご存じの方は、関係ありません

 

この後、条件付きの情報を伝えることで、禁止や、注意喚起が活き、
また、制限を加えることで、読者から興味を引き付けることができます。

 

カリギュラ効果を商品を買わせる文章に活かす

例えば、以下にように勧められるとどう思いますか?

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例①

弊社の商品を使うと健康になれます!
他社にない機能を備えており、スリムになることは間違いありません!
今、決断しないとあなたは健康になる機会を逃してしまいます。

今がチャンスです。とてもお買い得です。ぜひお買い求め下さい!
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これは、どこにでもある売込み臭をムンムンと匂わせたコピーですが、
お察しの通り、よほどのことがない限り、売れることはないです。

 

残念なことに、世間に溢れかえっている一般的な売り文句ですね。

 

では、カリギュラ効果を使ってコピーを書くと、
こんな感じになります。

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例②

この商品は、本気で痩せたいと思う意思の無い人には使って欲しくありません。
数に限りがあるため、本当に価値の分かる人だけ使ってほしいのです。

少なくとも、買っても使わなければ何の役にも立ちません。
そのような人はお金の無駄になります。
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どうですか?少しは、先ほどよりも伝わってきているような気がしますね。

 

しかし、顧客に商品を買ってもらうためには、これではまだ不十分です。

 

ここからさらに、商品を買ってもらうための理由を付けなければいけません。

 

例①と例②とを組み合わせて、理由付けを明確にします。

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例③

この商品は一か月間だけの限定販売です。もちろん、送料無料です。
満足頂けない場合は返金保証までつけます。
今までの検証結果から、従来の同型機種に比べ、同じ時間でのトレーニング効果として、
モニターでは、実に97%の方が、一か月間に平均して5kg以上のダイエットに成功しています。
さらに折りたたみ機能が付いたので、収納にも困りません。

 

ただし、次のような人には、お奨めできません

・この商品を使うだけで痩せられると思っている人
・本気で痩せようとする意思の無い人
・すぐに痩せられると思っている人

このような人は、お金の無駄になりますので、買わないで下さい。
また、数に限りがあるため、売れすぎてしまうと、本気で痩せたいお客様の手に届かなくなってしまいます。

 

そのため、本当に価値の分かる人だけ手に取ってください。
もし、あなたが本気で健康になりたい、スリムになりたい!という強い意志をお持ちなら、
満足のいく結果が得られることは、間違いありません。
私たちは、自信を持って商品をお届けします。

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このように、ただ単に「おススメです」とお願いするだけでなく、
カリギュラ効果として、あえて「おススメできません」という逆のメッセージを付け加えます。

 

こうすることで、お客様の反応が良くなるだけでなく、成約率も高くなります。

 

カリギュラ効果を活かすための2つのポイント

カリギュラ効果をコピーライティングに活かすには、
以下の2つのポイントに留意する必要があります。

 

① 禁止事項を付け加える。ただし、お客様が容易にクリアできること

② なぜ、その禁止事項なのか、その理由を説明する

 

あまりにも、禁止するハードルが高すぎると、
本気の意思がある人は乗り越えられますが、
成約条件を謳っただけで、その記事から離脱する可能性が高くなるのです。

 

また、理由の説明がないと、禁止したことの意味がなくなるだけでなく、
胡散臭い文章になってしまいます。

 

以上、カリギュラ効果について、まとめさせていただきました。
是非、参考にしてください。

 

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